シャツに軸を置く 5000円からの高級そうに見える会社員のシャツ選び
カジュアルだろうが、ドレスであろうが、体型にあったシャツ選びは服選びの基本だと考えます。スーツを買う、オーダーするにしても体型にあったシャツがない事には始まらない。
最初にこのブログで書きましたが、2005年のクールビズ発表以降、とんでもないシャツが販売されております。
襟やカフスの裏にプリント、色付きのボタン、二枚襟のボタンダウン、半袖(しかも大半が気持ち悪い腕毛、たまに腋臭)、もちろん胸ポケット付。
昨今の既成シャツのディテールはこんな感じでしょうか?
2~5万位の上等なシャツを進める方もいますが、会社員にとっては、最低1週間分の数が欲しいところ、最低5枚。
袖口、襟まわり、剣先が擦れてたりすれば、ビジネスシーンにおいては信用問題につながります。よって下記の条件。
価格:5000~7000円。
色:白かサックスブルーの無地。
形:基本はセミワイド、ごく稀にラウンド、タブカラー。長袖オンリー。一番欲しいのはレギュラーカラー。
ディテール:ダーツなし、胸ポケットなし、本白蝶貝ボタン。
素材:ポプリン、オックスフォード、リネン。形状記憶の類は一切持ってません。
ちなみに、アイロン掛けは自分でやります。ここは絶対人任せにしてはダメだと思うし、クリーニングに出す事はほぼありません。
簡単な事なのに、これが大手紳士服屋ではまず売ってない。これから紹介するシャツとほぼ同額か、プラス2~3000円程度で結構良いシャツ買える時代。
ちなみに俺が勤務していた西新宿ではほとんどの会社員が胸ポケットついてたり、変なボタンが付いてたりする人ばかりで、しっかりとスーツを着こなすであろう人は胸ポケットの有無で判断しておりました。
俺が買ってきた既成メーカーは、
・ITAL STYLE
長所:襟型のバリエーション。袖の長さはある程度選択可能。
短所:生地がペラペラ。洗濯後の縮みがひどかった。薄すぎる本白蝶貝ボタン。とりあえず着けとけ的なヨーク。何故か前立て有りが多い。
長所:素材感。やや厚みのある本白蝶貝ボタン。セミワイド、ラウンド、ピンホール等のカラーバリエーション。
短所:タイト過ぎ。定員のアドバイスでも袖にパフが入らないように進めてくる。袖丈のバリエーションは少ない。
・カミチャニスタ
長所:素材感。やや厚みのある本白蝶貝ボタン。適度にパフが入るシルエット。ヨークの作りも丁寧。最近は背面のダーツなしが多いか?ドレスシャツをよくわかっているディテール。
短所:痩せ型の方にとってはやや大きいか?良くも悪くも襟型はセミワイド基準。
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色々、失敗してきたけど、総合的にはカミチャニスタが同じ価格帯であれば一歩リード。休みの日のリネンシャツやシャンブレーのシャツ全てカミチャニスタです。
ただ、一着は指針となるオーダーシャツは常に保有しています。これも無理に高いものではなくて、現在は1万円台後半でオーダー。最初の物はペラペラ生地で確か8000円くらい。採寸してもらうのはその店で一番のベテランさんを指名できるのであれば、その方に。理由は若い人ほど、肩の位置を内側に入れ、スリーブのパフもなしにタイトに採寸するから。
フィッティングの基本にこちらの動画貼っております。俺も赤峰さんに注意されるまで、気づきませんでしたが、最近のフィッターさんはタイトに採寸しすぎです。
https://www.youtube.com/watch?v=HDl9IprUsdE