20年物のリーガルの引退
左の靴は約20年前、当時勤務していた会社の社長から貰ったリーガルのセミブローグ。
手持ちの唯一の既成靴で、最近は全く履いてなかったが、あるシューシャイナーから「こんな良い革、今はもう無いから大事に履いてください」と言われ、メンテを依頼しに行ったら修理費で最低3万円。さすがにちょっと保留。
ただで手に入れた靴を3万掛けるなら買うだろ?って事で購入決定。
クラシックスタイルは好きだし、良い物は長く使いたい。でも骨董、ビンテージ好きではない。ここら辺は混同しないように。
購入したのが右のセミブローグ。
神匠という靴で外苑前の店舗で購入しました。お値段ビックリの10500円+税だったかな?失敗しても許される範囲だと思いまして。
購入後、その足で有楽町の千葉スペシャルに行き、磨いてもらいました。スタッフも驚きの革質との事でした。ちなみに1足につき、2か月に一度は千葉SPで磨いてます。
よく言われているのは2万円台は捨て靴。3万円でギリギリ国産のグッドイヤー製法が購入できる位。もしくは高円寺、北参道などの古着屋、中古靴屋でインポート物買える位だと思ってます。見栄張りたければ中古でもインポート買えばいいけど、グッドイヤーの楽しみは自分の足型に靴を育てる事もひとつの嗜み。国産靴履いてるというのが屈辱というならハーフインソール交換でもすれば解決。インポートはこの10年で5割ほど高くなった印象。満員電車のお父さんが愛用するには贅沢な品になりました。
履きおろしは、先日、お招きいただいた青山のフレンチでのある企業との会食。
良質な(または良質に見える)服装を心がけていれば、このような恩恵にも恵まれる。
フレンチやイタリアン食べているように見えるらしいです。
スーパーのフードコートや薬局の100円以下のカップラーメンが最近の主食ですが。